ものすごい誤植で祭り状態(笑

9月中旬ごろからカラブリア州内でお祭り騒ぎとなっている「ある事件」の元凶がこちらの本。教科書みたいなもんです。

イタリアの歴史・地理とか数学や科学の知識を与えるために作られた、イタリアでは結構メジャーな出版社さんの本だったりします。

お祭り騒ぎになっている原因を知るために、カラブリアの州都とコゼンツァの関係をおさらいしておきましょう♪

カラブリア州はイタリア半島の南端。70年代以降の州都は東側のカタンツァーロで、それまでは南端のレッジョカラブリアが州都でした。レッジョカラブリアは某日本人サッカー選手が在籍されてましたね。

高速道路のナポリ~シチリア線上にあり、街としても規模が大きく歴史も古いコゼンツァ市も州都候補だったんですが・・・地理的に州の真ん中にあるから!ってな理由でカタンツァーロが州都に選ばれたという、苦い記憶がコゼンツァ人にはあります。(もちろん、政治的な色々と黒いウワサモいっぱいあるけれどw)

そもそも、州の東側は未開の地。不便で不便で。。。ラメッツィア空港からもわざわざ東側に出る道路を通らねばならず、レッジョカラブリア・コゼンツァの人たちは現在も不満なわけです。なんであの「何もない」カタンツァーロが州都なのか、とw

おさらいが終了したところで。お祭り騒ぎの元凶・幼児向け教科書の問題のページがこちら。Il Capoluogoとは州都の意味で、各州の州都と州内の県庁所在地を紹介しているページです。

文章は「Catanzaro è….」で始まっており、カタンツァーロ市の地理・歴史などの紹介をしています。なんといっても州都様だからね! で、右側のオレンジ色で囲われた部分に州内の県名(県庁所在地名)が記載されています。ここでも、カタンツァーロ県(県庁所在地にして州都カタンツァーロ)が赤字で目立つようになってます。

写真の中央左側に「Veduta panoramica di Catanzaro」と白抜きしてあって、これは「カタンツァーロ市の様子」とか言った意味。カタンツァーロ市ってこんな様子なんですよーというご紹介写真なんですね。

で・・・問題がこの写真。

 

これ、コゼンツァ市です(笑

こちらの出版社、実は前科がありカタンツァーロ市のドォーモとしてコゼンツァのドォーモを紹介していたこともありますw

この写真、どーみても立派にコゼンツァ旧市街地にあるコゼンツァのドォーモなんですが・・・しっかり「カタンツァーロ市のドォーモ」って書いてある。

この誤植を見たコゼンツァ人が黙っているはずが無く、特にソーシャル上でお祭り騒ぎになってしまった。。。ってわけです。そろそろ発覚から数週間が経過しますが・・・シェアがシェアを呼んでお祭り騒ぎが収まる気配が無いといぅ。

日本で言ったら、未就学児用のお勉強の本に「これが東京です」という紹介ページに京都の写真が載ってた!ぐらいのインパクト、かな。

ま、イタリアでのカラブリア州の扱いってこんなもんです。州都の写真が多少違っても問題ない(笑

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